ボーズは、ワイヤレスヘッドホン機能を備えたプレミアムサングラス「Bose Frames」を10月3日に発売した。音楽再生や音声アシスタントへのアクセス、音声による拡張現実プラットフォーム「Bose AR」に対応している。価格は税別25,000円。カラーはマットブラック。ボーズ直営店、ボーズ・オンラインストア、ボーズ製品取り扱い販売店で購入できる。

  • Bose Frames

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    装着イメージ

Bose Framesは、Bluetooth機能とスピーカーを内蔵したサングラス。左右のツルの部分の内部に音響ユニットを搭載し、耳を塞がずに、装着したユーザーにだけ音楽や音声案内などのサウンドが届くよう設計されている。米国で2019年初頭に既に発売されており、新たに国内でも購入可能になった。

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音声を使った独自のAR(拡張現実)プラットフォーム「Bose AR」に対応し、“オーディオARウェアラブルデバイス”として機能する。レンズを通じて視覚的な変化を与えることなく、Bose Framesがユーザーの現在地や顔の向きを把握して、Bose ARアプリを介して音声によるAR体験を提供。コンテンツは旅行や勉強、エンターテイメント、ゲームなどざまざまなジャンルのものを用意する。AR機能は、9軸ヘッドモーションセンサーと、Bose Framesと連携させたiOSデバイスやAndroidスマートフォンのGPS情報を使用して実現している。

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    Bose Framesのサイズ(前面)

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    Bose Framesのサイズ(側面)

本体の操作はタッチコントロールと音声コントロールに対応し、右側のツルのマルチファンクションボタンで電源ON/OFFや、モバイルデバイスとのペアリング、スマホのSiri / Googleアシスタントの呼び出し、着信時の応答/拒否、音楽の再生/一時停止に利用できる。

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    右側のツルにマルチファンクションボタンを備える

サングラスのレンズ部は紫外線(UVA / UVB)を99%カットでき、傷や衝撃に強い設計を採用。レンズ交換も可能で、別売オプションとして偏光タイプのミラードシルバー(税別3,500円/一組)と、非偏光タイプのブルーグラディエント(同2,500円/一組)を用意する。

Bose Framesのヒンジ部分はスチール製。ツルにリチウムバッテリーと充電ピンを備え、音楽再生時の連続使用時間は最大3.5時間。最大12時間の待ち受けが可能。フル充電にかかる時間は2時間未満。本体サイズは前面が幅142mm、レンズ部とツルを含む長さは155mm。重さは約45g。汚れ拭き用の布製ポーチと、保管用の保護ケースが付属する。

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    別売オプションのレンズと交換したところ