エプソン販売は7月7日、ホームシアター向けの超短焦点プロジェクター「EH-LS500B」「EH-LS500W」の発売日を9月に決定したと発表した。製品自体は2019年10月に発表しており、当初は2019年12月発売としていたが、製造上の都合で発売を延期していた。予想実売価格は税込み33万円前後。

  • 壁からわずか50cmの距離でも80インチの大画面で投影できるホームシアター向けの超短焦点プロジェクター「EH-LS500B」「EH-LS500W」

特殊な屈曲式レンズユニットを用いることで、超短焦点での投影を可能にした高性能モデル。壁からわずか50cmの距離でも80インチの大画面で投影でき、プロジェクターを高い場所に設置する手間をなくして利便性を高めた。投影サイズは48~130インチ。

  • 屈曲式レンズユニットを搭載し、超短焦点での投影を可能にした

内蔵の液晶パネルの解像度はフルHDだが、内部の光学デバイスを高速に細かく動かして1つの画素の映像を斜め方向に0.5画素シフトさせ、擬似的に4K画質で表示する「4Kエンハンスメントテクノロジー」機能を搭載する。

本体には10W+10Wのステレオスピーカーを内蔵しており、スピーカーを接続しなくてもステレオで音声が再生できる。Bluetoothは搭載しない。本体サイズはW458×D375mm×H210mm、重さは約9.3kg。ブラックモデル「EH-LS500B」とホワイトモデル「EH-LS500W」の2製品を用意する。

  • ホワイトとブラックの2色を用意する