東芝ライフスタイルは5月12日、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯オーブン」シリーズの新モデルを発表した。フラッグシップモデルの「ER-VD7000」は、新しい自動調理機能「石窯おまかせ焼き」を搭載。カラーはグランホワイトとグランブラックの2色。7月上旬に発売し、価格はオープン、推定市場価格(税込)は190,000円前後。

このほか、ハイグレードモデルの「ER-VD5000」、スタンダードモデルの「ER-VD3000」も6月中旬に発売予定。推定市場価格(税込)はER-VD5000が140,000円前後、ER-VD3000が100,000円前後。

  • フラッグシップモデル「ER-VD7000」

  • グランホワイト

  • グランブラック

フラッグシップモデルのER-VD7000が備える「石窯おまかせ焼き」は、メインとなる食材を牛、豚、鶏、野菜の4種類から選ぶと、温度センサーが食材や分量に合わせて火加減を自動で調節する機能。角皿に材料を並べるだけで準備ができ、味付けは自由。骨付き肉やブロック肉はもちろん、肉と野菜を同時に調理することも可能だ。

  • 「石窯おまかせ焼き」機能

ボウルに食材を入れてスタートするだけの時短・手軽なメニューも充実した。たとえば、1人~最大4人分までの食材分量をセンサーで判別し、加熱時間を自動調整する「分量おまかせ!スピードメニュー」は10レシピ。お弁当や副菜に便利な「おつまみ1分」メニューも6レシピが新たに追加されている。

新モデルからはスマートフォンの専用アプリ「IoLIFE」との連携機能もスタートした。IoLIFEでは外出先でもレシピを検索できるほか、アプリに掲載されているレシピデータをER-VD7000に送信することで、加熱設定なども簡単に行える。ほか、予熱・加熱の終了や動作状況の通知、故障時のエラー内容通知や修理依頼のサポートにも対応する。

本体のハンドルは視界の邪魔にならないデザインを採用。また、カラー液晶画面は従来モデル(ER-TD7000)と比べて約1.3倍大きい2.5インチサイズのカラータッチ液晶となった。操作時のメニューが見やすく、使い勝手が向上している。

本体サイズは幅498×奥行き399×高さ396mm。オーブンの温度設定範囲は100℃~300℃および350℃(350℃の運転時間は約5分)。オーブン発酵温度範囲が30℃、35℃、40℃、45℃、スチーム発酵が30℃、35℃、40℃、45℃。過熱水蒸気加熱範囲は100℃~250℃、300℃。レンジの高周波出力数は最大1,000W(最大5分)、冷覚連続高周波出力は600W。