米Microsoftは5月6日 (現地時間)、軽量コンパクトなWindowsタブレットPCの新製品「Surface Go 2」を発表した。初代モデルと同じ大きさで、より大きな10.5インチディスプレイを搭載。Intel Core M3 (第8世代)搭載モデルは、初代より64%高速 (Geekbenchマルチコアスコア)になる。日本を含む20カ国以上で5月11日 (日本は5月12日)に発売され、価格は65,780円から。日本モデルにはOffice Home & Business 2019が付属する。米国などではMicrosoft 365 Familyの1カ月トライアルが付属し、価格は399.99ドルからとなっている。
Surface Goは手に持って軽く、また設置角度を自由に調整できるキックスタンドを備える。Surfaceペン (別売)と相性が良く、Surface Go Signatureタイプカバー (別売)を組み合わせることでノートPCのようにも使える。アクセサリの組み合わせで様々なスタイルに変化する「モジュラーコンピュータ」だ。
初代Surface Goは、ディスプレイが10インチ (解像度1800x1200、217PPI)、本体サイズは245x175x8.3ミリ (重量522グラム)だった。第2世代のSurface Go 2は10.5インチと画面が少し大きくなって解像度も1920x1280 (220PPI)に向上した。アスペクト比は初代モデルと同じ3:2。本体サイズは245x175x8.3ミリで、重量は544グラム。わずかに厚くなったが、縦・横の長さは初代モデルと同じ。つまり、初代と同じタイプカバーを使用できる。そして、ほぼ同じサイズ、10.5インチ・ディスプレイ搭載で、バッテリー動作時間が最大10時間に向上した(初代モデルは最大9時間)。
ベースモデル (65,780円)はCPUがIntel Pentium 4425Y、メモリーが4GB、ストレージは64GBのeMMCドライブ。カメラは、Windows Hello顔認証カメラ、500万画素フロントカメラ (1080p HDビデオ対応)、800万画素オートフォーカス付きリアカメラ (1080p HDビデオ対応)。ポート類は、USB-Cx1、3.5ミリヘッドフォンジャック、Surface Connect接続ポート、Surfaceタイプカバーポート、MicroSDXCカードリーダーなど。ワイヤレスはWi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.0。
メモリー8GB、ストレージ128GBで85,580円。Intel Core M3はLTEモデルになり、メモリー8GB、ストレージ128GBという構成で価格は107,580円。