Canon U.S.A.は現地時間4月28日、キヤノン製カメラをPCにUSB接続して、ビデオ会議用のWebカメラとして使えるようにするソフトウェア「EOS Webcam Utility Beta」を無償公開した。対応OSはWindows 10(x64)。利用できるカメラは、一部のEOSシリーズのデジタル一眼レフカメラとミラーレスカメラ、PowerShotシリーズのコンパクトデジタルカメラ。
ビデオ会議などのバーチャルミーティングが新しいスタンダードになっている中、ノートPCに内蔵されているWebカメラなどよりも高画質なソリューションとして、Canon U.S.A.のソフトウェア開発者が構築したベータ版ソフトウェア。一般的なビデオ会議ソフトに対応しているという。
対応するカメラは、デジタル一眼がEOS-1D X Mark IIIやEOS 5D Mark IV、EOS 90Dなど。ミラーレスはEOS RやEOS M6 Mark IIなど。PowerShotはG5X Mark II、G7X Mark III、SX70 HS。詳細はソフトウェアの配布ページで案内している。
Canon U.S.A.では、同ソフトに関する質問やフィードバックのためのフォーラム(英語)を用意しているが、ベータ版のためエラーが含まれている可能性があるとしており、現在のところ日本を含む米国以外の地域ではサポートしていない。
📢ANNOUNCEMENT📢: New #Canon U.S.A., Inc. Software Solution Allows Select EOS Interchangeable Lens Cameras to Function as High-Quality USB Webcam
— Canon USA Corp. (@CanonUSA) April 28, 2020
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