ドコモ、Xperia初の5Gスマホ「Xperia 1 II」発売へ - 3色展開で

NTTドコモは3月18日、5G通信に対応したXperiaのフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 II SO-51A」（ソニーモバイルコミュニケーションズ製）を発表した。Xperiaシリーズ初の5G対応モデルで、前モデル「Xperia 1」から基本性能が向上したほか、カメラやサウンドといった機能も強化されている。

発売は2020年4月下旬以降。ドコモオンラインショップ価格は税込123,552円。スマホおかえしプログラム適用時では税込82,368円。

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5Gサービスの提供開始にともない、NTTドコモでも5G対応のAndroidスマートフォンがラインナップに加わった。Xperiaシリーズの最新フラッグシップモデルであるXperia 1 II （エクスペリアワンマークツー）も5Gサービスに対応した製品となる。

対応する5G周波数帯は3.7GHz・4.5GHz帯の「Sub6」で、受信時最大3.4Gbps、送信時最大182Mbpsの高速通信を実現。ドコモが2020年6月から提供開始予定の「mmW（ミリ波）」（28GHz帯）には対応していない。

特徴的な縦長デザインは2019年夏モデルのXperia 1と同様だが、薄さが約7.9mmと、よりスリムなボディに仕上がっているのが特徴。右側面の指紋センサーが電源ボタンと一体化され、ヘッドホン端子が搭載されるなど、前モデルと比べユーザーの利便性を向上させる改善が図られている。

メインカメラは標準・望遠・超広角のトリプルレンズ構成で、高品質の「ZEISS LENS」を採用する。世界初となる20fps AF/AE追従高速連写機能を搭載し、動物の瞳オートフォーカスにも対応するなど撮影機能は大幅に強化。前モデルでは中央上部に配置されていたレンズ位置も左上に変更されている。サウンドやゲーム関連の機能も充実しており、ハイクオリティの音楽・動画再生や快適なゲームプレイが楽しめる。

CPUにはクアルコム製のSnapdragon 865を採用し、内蔵メモリ8GB、ストレージ128GBを搭載するなど基本スペックも向上。アスペクト比21:9の6.5インチ有機EL「シネマワイドディスプレイ」も強化され、よりクリアな表示を実現している。また、ワイヤレス充電（Qi）に対応したのも前モデルにはない特徴で、急速充電をいたわり充電といった機能と合わせ、4,000mAhの大容量バッテリーを効率的に利用することができる。

カラーバリエーションはBlack、White、Purpleの3色。