NTTドコモは3月18日、5Gサービスの3月25日開始に合わせて5Gスマートフォン6機種を発表。3月25日から順次発売します。ここでは発表された5Gスマホのひとつ、「Xperia 1 II SO-51A」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を写真で紹介していきます |
Xperia 1 II SO-51Aは、カメラ機能を強化したソニーモバイルコミュニケーションズ製の5G対応スマートフォン。対応する5G周波数帯は3.7GHz・4.5GHz帯の「Sub6」帯で、最大で下り3.4Gbpsの通信が可能です。前モデル「Xperia 1」から引き続き21:9という縦長のディスプレイを採用し、複数アプリの利用や映像再生も便利。発売は4月下旬以降の予定です。
(詳細はニュース記事「ドコモ、Xperia初の5Gスマホ『Xperia 1 II』発売へ - 3色展開で」に記載)
- 発売時期:2020年4月下旬以降
- ドコモオンラインショップ価格:123,552円、スマホおかえしプログラム適用時82,368円(税込)
メインカメラは35mm判換算24mmの広角カメラを採用。同16mmの超広角カメラ、同70mmの望遠カメラを採用し、深度測位用のToFカメラも採用したクアッド構成となっています。
いずれも有効画素数1,220万画素のセンサーを搭載。レンズはドイツのレンズメーカーであるカール ツァイスのツァイスレンズを採用し高画質化を図りました。高速連写機能やリアルタイム瞳AF機能など、デジタル一眼カメラαシリーズの技術を生かした撮影機能も備え、Xperia 1からカメラ性能がさらに高まっています。
ディスプレイは21:9のシネマワイド4K HDR対応有機ELディスプレイを採用。テレビの技術を生かしたX1 for mobileによる高画質映像の表示、リフレッシュレート90Hz相当(仕様上は60Hz)に見える残像低減技術を新搭載し、滑らかな映像再生を可能にしています。
画面表示モードの1つ「クリエイターモード」では、HDR、色域BT.2020、10bit入力というソニーのマスターモニターで培った技術で、制作者の意図した色調を忠実に再現してくれます(これもXperia 1から引き継いでいます)。新たに搭載されたαのUIを採用したカメラアプリ「Photography Pro」を含めて、プロの利用を想定した機能が盛り込まれています。
縦長ディスプレイは、縦持ちで2つのアプリを同時利用するマルチウィンドウにも向いていて、あらかじめ登録しておいた2つのアプリを同時起動する21:9マルチウィンドウ機能も搭載しています。
大容量の通信ができる5Gモデルとして、音楽再生やゲームプレイも想定。有線・無線の双方に対応したハイレゾ、独自のオーディオチューニング、PlayStation 4用のワイヤレスコントローラーDUALSHOCK 4対応などのゲーム性能など、エンターテインメント機能も強調されていました。
Xperia 1 IIの主な仕様
- OS: Android 10
- CPU: Snapdragon 865/2.8GHz+1.8GHz(オクタコア)
- 内蔵メモリ: 8GB
- ストレージ: 128GB
- 外部ストレージ: microSDXC(最大1TB)
- サイズ: W72×H166×D7.9mm
- 重量:約181g
- ディスプレイ(解像度): 約6.5インチ 有機EL(3,840×1,644ドット)
- メインカメラ: 約1,220万画素+約1,220万画素+約1,220万画素
- インカメラ: 約800万画素
- Wi-Fi: 〇
- Bluetooth: 5.1
- バッテリー容量: 4,000mAh
- 連続待受時間: 未定
- 通信速度(5G): 受信最大3.4Gbps/送信最大182Mbps
- 通信速度(4G): 受信最大1.7Gbps/送信最大131.3Mbps
- 防水/防塵: ○/○
- 生体認証: ○(指紋認証)
- ワンセグ/フルセグ: ○/○
- 接続端子: USB Type-C
- カラーバリエーション: Black、White、Purple