FFRIは15日、同社のエンドポイントセキュリティ「FFRI yarai」最新版となるVersion 3.3をリリースした。

定義ファイルに依存しない5つの振る舞い防御エンジンでエンドポイントを保護する国産エンドポイントセキュリティ「FFRI yarai」。最新バージョンとなるVersion 3.3では、近年増加するファイルレスマルウェア(実行ファイルを使わない手法)の強化、Windows Defender同居時のパフォーマンス向上のほか新機能として「クラウド連携機能」を標準搭載する。世界各地の脅威情報から収集したデータベースを持つFFRI独自のクラウドと連携することで、検出精度を向上させると同時に従来システム管理者が行っていた過検出判定依頼が自動化されており、管理業務負荷や運用コストが削減できる。

  • Version 3.3の新機能「クラウド連携機能」(同社資料より)|

    Version 3.3の新機能「クラウド連携機能」(同社資料より)