OSがアップデートされる度に数を増やしている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回はヴェイパーです。

「ヴェイパー」はふっと息を抜きたいときに最適

  • 文字盤が点灯すると緩やかに煙が漂う「ヴェイパー」の文字盤

    文字盤が点灯すると緩やかに煙が漂う「ヴェイパー」の文字盤

Apple Watchには、腕を上げて時計を見る動作に合わせて表示が変化するタイプの文字盤がいくつかありますが、ヴェイパー(=煙)もその一つ。画面の枠の中を煙が漂うグラフィックが表示されます。カラーは3色、表示エリアは四角と丸の2種類から選択できます。ちなみにこれはCGアニメーションではなく、実際に吹き出す煙を撮影した映像が使用されています。

情報量と実用性

四角い「フルスクリーン」スタイルは、煙とアナログ時計の針のみを表示。文字盤の数字すらないシンプルさで、いかにもグラフィック推しという感じです。ディスプレイが美しいApple Watchならではの演出と言えるでしょう。丸い「円形」スタイルは上下に計3つのコンプリケーションを表示できます。

なお、Apple Watch Series 5では、手首を傾けていない間は長針・短針のみが表示されます。また、コンプリケーションは常時表示されますので、選択にはご注意ください。

おススメの使い方

ふわ〜っと画面を漂う煙の動きは、急かされる生活の中で一瞬の癒しをくれます。情報をデトックスして目を休めたいときに。また、ファッションアイテムとしてオシャレなバンドと組み合わせるのもおススメです。

アレンジ例

  • 淡いブルーとグリーンの煙が画面を漂うシンプルスタイリッシュなアレンジ。個性的な他社製バンドとの組み合わせにも

  • 控えめに情報も活用したい場合のアレンジ。コンプリケーションの表示デザインもシンプルです

「ヴェイパー」文字盤のバランスは?

  • スマートウオッチならではの仕組みなのでガジェット感は強め、しかし情報量は少なく見た目には癒し系です。アクティビティなどの計測は見えないところで行われているため、記録はiPhoneで確認できます