OSがアップデートされる度に数を増やしている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回はインフォグラフモジュラーです。

「インフォグラフモジュラー」は効率的な情報活用に最適

  • 時刻とコンプリケーションが整然と並んだ「インフォグラフモジュラー」の文字盤

    時刻とコンプリケーションが整然と並んだ「インフォグラフモジュラー」の文字盤

インフォグラフモジュラーは、ディスプレイが大きくなったApple Watch Series 4に初めて搭載された文字盤。配置できるコンプリケーションは6個。ただし1つは「日付」のオン/オフだけなので、実質5個です。従来からあった「インフォグラフ」のスタイルをアップデートしたもので、カラフルでより詳細な情報表示が可能になりました。

情報量と実用性

コンプリケーションの数はインフォグラフの8個に比べると少なめですが、情報量と視認性のバランスがよく、非常に実用的です。特徴的なのは中央の大きなコンプリケーション。表示エリアが広いため、概要だけでなくかなり具体的に情報を表示させることができます。

なお、Apple Watch Series 5では時計の秒点滅以外の情報が常時表示されますので、コンプリケーションの選択にはご注意ください。

おススメの使い方

カレンダー、天気、アクティビティなど、自分が最も重視したい情報を中央のコンプリケーションに配置。iPhoneを取り出さなくても大事な情報をいつでも確認できます。Apple Watchを情報ツールとして実践的に活用したい方におススメです。

アレンジ例

  • カレンダーを中央に、乗換案内とアクティビティ、ワークアウトを配置して、日頃よく使う機能をほぼカバーするマルチなアレンジに。iPhoneを手に取る回数を減らせます

  • アクティビティの進捗を時間ごとの推移でも把握。情報量が多くてもマルチカラー以外を選択すれば比較的おとなし目のビジュアルになります

「インフォグラフモジュラー」文字盤のバランスは?

  • 情報量と視認性のバランスが良く、実用で使うには最適。ただし、いかにも合理的な表示スタイルなのでオシャレ度は高くありません