サードウェーブは6月28日、法人向けブランド「THIRDWAVE Pro」から、デスクトップPC 全11モデルを発表した。6月28日より、全国のドスパラ店舗、および通販サイトで受注を開始する。

THIRDWAVE Proは、法人向けとして「安心」「安定」「快適性」を柱とするブランド。2019年2月から展開を開始し、今回のモデルはその第3弾となる。発表されたのは、スリム型「S」シリーズ(2機種)、ミニタワー型「M」シリーズ(4機種)、タワー型「T」シリーズ(5機種)の、合計11機種となる。

  • THIRDWAVE Proシリーズ

    THIRDWAVE Proシリーズ

Sシリーズ

SシリーズはスリムタイプのデスクトップPC。2モデルを用意し、価格は86,000円より(以下すべて税別)。CPUはIntel Core i7-9700で、マザーボードはIntel B365チップセット搭載モデルを採用。グラフィックスはCPU内蔵のIntel UHD Graphics 630のほか、NVIDIA GeForce GT 1030を選択できる。上位モデルはNVIDIA Quadro P620を搭載。

一例として下位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-9700(3.6GHz)、チップセットがIntel B365、メモリが8GB、ストレージが240GB M.2SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro 64bit。本体サイズは約W96×D395×H330mm、重さは約7kg。

Mシリーズ

Mシリーズはミニタワー型のモデル。4モデルを用意し、価格は94,000円より。CPU、メモリ、ストレージなどのスペックはSシリーズと共通。

各モデルの違いはグラフィックスで、Intel HD Graphics 630搭載モデル、NVIDIA GeForce GT 1030搭載モデル、NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti / 1660 / 1660 Tiの選択式モデル、NVIDIA GeForce RTX 2060搭載モデルを用意する。

ヒートパイプ方式のCPUクーラーを採用して冷却に配慮。ケースファンは山洋電気の2ボールベアリングファンで、シングルボールベアリングのものと比較して、摩擦抵抗が少なく耐久性にも優れるとしている。

一例として下位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-9700(3.6GHz)、チップセットがIntel B365、メモリが8GB、ストレージが240GB M.2SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro 64bit。本体サイズは約W190×D420×H360mm、重さは約7.8kg。

Tシリーズ

Tシリーズは、タワー型のモデル。5モデルを用意し、価格は99,000円より。CPU、メモリ、ストレージなどのスペックはSシリーズと共通。

各モデルの違いはグラフィックスで、Intel HD Graphics 630搭載モデル、NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti / 1660 / 1660 Tiの選択式モデル、NVIDIA GeForce RTX 2060搭載モデル、NVIDIA GeForce RTX 2070搭載モデル、NVIDIA GeForce RTX 2080 / 2080 Ti選択式モデルを用意する。冷却機構はMシリーズと同様。

一例として下位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-9700(3.6GHz)、チップセットがIntel B365、メモリが8GB、ストレージが240GB M.2SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro 64bit。本体サイズは約W190×D475×H415mm、重量は約12.6kg。