薄型、高性能のゲーミングノートPCとして注目を集めているASUSの「ROG Zephyrus S」シリーズに、15.6型液晶サイズの新モデル「ROG Zephyrus S GX531GWR」が加わった。CPUは第9世代Coreプロセッサに進化し、GPUはGeForce RTX 2070 with Max-Q Designと非常にパワフルで、液晶も144Hzの高速表示に対応、オーディオや通信機能にも力を入れた全方位スキなしの仕様によって、快適なゲームプレイにはもちろん、クリエイティブな作業にも使える万能ノートに仕上がっている。さっそく、ベンチマークでの性能測定や実際の使い勝手、動作音などを含めたレビューをお届けしたい。
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ASUS「ROG ZEPHYRUS S GX531GWR」。発売日は6月21日、予定価格は349,800円（税別）
デザイン性にも優れた万能ゲーミングノートPC
まず、目を引くのは薄さとデザインだ。第9世代Coreプロセッサの6コア12スレッドCPU「Core i7-9750H」とリアルタイムレイトレーシングをサポートするアッパーミドルGPU「GeForce RTX 2070 with Max-Q Design」を搭載しながら、15.35～16.15mmの薄さを実現。さらには、MIL-STD-810G（アメリカ国防総省制定MIL規格）に準拠した高い堅牢性を確保している。天面にヘアライン加工のアルミニウム合金を採用するなど、黒を基調としたスタイリッシュながら力強さも感じさせるデザインに所有欲もそそられる。
ハイエンドゲーミングノートPCだけあって、パッケージングも高級感にあふれている
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天面にはヘアライン加工のアルミニウム合金を採用。高級感の演出と高い耐久性を両立している
ROG ZEPHYRUS S GX531GWRのスペック
- CPU: Intel Core i7-9750H（6コア12スレッド、2.6GHz/最大4.5GHz）
- チップセット: Mobile Intel HM370
- メモリ: 24GB DDR4-2666
- グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 2070 Max-Q 8GB
- ディスプレイ: 15.6型、1,920×1,080ドット、144Hz駆動、応答速度3ms
- ストレージ: 1TB SSD（M.2 NVMe PCIe 3.0）
- 通信機能: IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
- インタフェース: HDMI 2.0b×1、USB3.1 Type-C/Gen2×1、USB3.1 Type-C/Gen1×1、USB3.1 Type-A/Gen2×1、USB2.0×2、3.5mmオーディオ
- バッテリ駆動時間: 約5.1時間（JEITA Ver2.0）
- サイズ: W360×D268×H15.35～16.15mm
- 質量: 約2.1kg
- OS: Windows 10 Home 64ビット
