サムスン「Galaxy S10」(SC-03L)

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    Galaxy S10(SC-03L)(写真下)

  • 2019年6月1日発売
  • オンライン販売額:89,424円
  • 36回払い時の月額支払額:2,484円
  • 「スマホおかえしプログラム」24回支払い時総額:59,616円

サムスンの「Galaxy」シリーズからは最新世代となる「S10」が登場した。2018年の「S9」と比べると、画面左右がほぼ完全にフチなしなのはS9同様だが、上下のフレームも非常に薄くなっており、ほとんどフレームレスな見た目を実現している。

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    ほぼ“フレームレス”を実現した6.1インチの有機ELディスプレイ。解像度は3,040×1,440ピクセル

ディスプレイサイズはS9の5.8インチから6.1インチへと拡大しており、ディスプレイの幅が80ピクセル増えている(2,960×1,440→3,040×1,440)ほか、メモリがRAM・ROMとも倍増しているなど着実にスペックアップしている。一方で本体サイズは縦2mm・幅1mm増えているものの、厚みは逆に0.7mmほど薄くなり、重さも約3gの軽量化に成功するなど、実質ほぼ現状維持となっている。

カメラ機能は流行の3カメラ構成で、並び方は横並び(横持ちした時に縦に並ぶともいえる)。インカメラ側は1,000万画素で、こちらは「デジタル一眼レフ並」をうたう、デュアルピクセル撮像素子搭載。セルフィー撮影にも力が入っている。

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    レンズは望遠(光学2倍、画角45度)、広角(画角77度)、超広角(画角123度)となっており、広角レンズはドコモのスマートフォン史上最も明るいF値=1.5のレンズが搭載されている

面白い機能としては、本体が充電するときだけでなく、本体内蔵のバッテリーを使って無線充電機能「Qi」に対応した機器に対して給電できるワイヤレス給電機能がある。

主にワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds」のような周辺機器への充電を想定しているようだが、スマートフォン同士での充電も可能。旅先などで、USB充電器でS10を充電しつつ、ほかの人のスマートフォンを無線充電してあげることもできるので、かなり便利そうだ。

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    周辺機器以外に端末同士での充電も可能。会場で試した範囲では、同じくQiに対応したiPhone Xへの充電も可能だった

このほか、会場ではあまり強く訴求されていなかったが、実は画面内指紋認証機能も搭載しており、顔認証と指紋認証のダブル認証が可能。セキュリティ面でも最先端の一台となっている。引き続き根強い人気をキープし続けるだろう。

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    本体背面。このカラーはプリズムホワイトで、虹色に反射する乳白色、といった印象だ

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    ちなみに本体下側にイヤフォン端子が健在。有線イヤフォンもそのまま利用可能だ