Hewlett Packard Enterprise(HPE)は5月17日(米国時間)、Crayの株式を総額約13億ドル(1株あたり35ドル)で買収することで最終合意に達したことを発表した。

今回の買収についてHPEは、自社のデータ集約型の課題に高度なスーパーコンピューティングの能力と最先端のテクノロジーを組み合わせて取り組むという戦略を加速させるもので、中でも成長しているHPCおよび人工知能(AI)分野で、コンピューティング、ストレージ、インターコネクト、ソフトウェア、サービスにわたるもっとも包括的なエンドツーエンドのポートフォリオの確立につながると説明している。

なお、最終的な取引の完了はHPEの2020年度第1四半期(11~1月期)となる見通しとしている。