富士通コネクテッドテクノロジーズは5月13日、翻訳機「arrows hello AT01」を発表した。墨(SUMI)と紅(BENI)の2色を用意し、墨を5月23日、紅を6月以降に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は29,800円(税別)。
arrows hello AT01は、中国NetEaseの子会社であるyoudao製の翻訳エンジンを採用した翻訳機。本体には3.0インチの液晶を備える。本体マイクで音声を認識して翻訳する「双方向翻訳」機能や、5MPの本体カメラで文字画像を読み取って翻訳する「カメラ翻訳」機能を用意した。
双方向翻訳は、Wi-Fi接続時で28言語。オフライン時は双方向で、日本語と英語、日本語と中国語(標準語/簡体字)に対応する。本体側面に翻訳キーを2つ備え、たとえば側面上部のキーでは日本語を認識し英語へと翻訳、側面下部のキーでは英語を認識して日本語へと翻訳するといった割り当てが可能だ。音声による翻訳のほか、ディスプレイにも翻訳結果を表示する。
カメラ翻訳は、撮影した写真から文字や文章を識別し、翻訳結果を画面に文字で表示する機能。オンライン時は21言語、オフライン時は双方向で日本語と英語、日本語と中国語(簡体字)を翻訳できる。
バッテリ駆動時間は、オンライン時で約9.7時間、オフライン時で約6.3時間。本体サイズはW118×D13×H50mm、重さは101g。Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)のほか、Bluetooth 4.0/4.1もサポートし、Bluetoothスピーカーに接続して、スピーカーから翻訳した音声を出力することも可能だ。
Wi-Fi接続時に対応する双方向翻訳言語は以下の通り(順不同)。
- 日本語
- 英語
- 中国語(標準語 / 簡体字、繁体字)
- 韓国語
- イタリア語
- フランス語
- ドイツ語
- ロシア語
- スペイン語
- オランダ語
- ポルトガル語
- スウェーデン語
- フィンランド語
- デンマーク語
- ノルウェー語
- ポーランド語
- トルコ語
- ハンガリー語
- ギリシャ語
- チェコ語
- ルーマニア語
- アラビア語
- タイ語
- インドネシア語
- ヒンディー語
- ベトナム語
- スロバキア語
Wi-Fi接続時に対応するカメラ翻訳言語は以下の通り(順不同)。
- 日本語
- 英語
- 中国語(簡体字、繁体字)
- 韓国語
- イタリア語
- フランス語
- ドイツ語
- ロシア語
- スペイン語
- オランダ語
- ポルトガル語
- スウェーデン語
- フィンランド語
- デンマーク語
- ノルウェー語
- ポーランド語
- トルコ語
- ハンガリー語
- ギリシャ語
- チェコ語