JVCケンウッドは5月10日、「ビクター」ブランドから、コンパクトコンポーネントシステム「EX-HR10000」を発表した。公式オンラインストア「コトSquare」限定モデルとして6月中旬に発売する。コトSquareでの価格は148,000円(税別)。
2019年2月に発売された「EX-HR99」をベースにしたプレミアムモデル。木を振動板に使った9cmフルレンジのウッドコーンスピーカーを採用。コーンにチェリー材の薄膜シートを配置した異方性振動板により、広い音楽空間と解像度の高いサウンドを出力するとしている。スピーカーキャビネットはチェリー無垢材。エンクロージャーには、独自の響棒・響板構造を取り入れている。
ハイレゾ音源は、最大192kHz/24bitのFLAC、WAV形式に対応。MP3やWMA形式、音楽CDの再生も可能。Bluetooth 4.2によるワイヤレス接続もサポートし、スマートフォンなどに保存した音源をワイヤレス転送で再生できる。プロファイルはA2DPとAVRCP、対応コーデックはSBC、AAC、aptX。デジタル高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」により、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を楽しめる。
実用最大出力は50W+50Wで、音声入力端子は光デジタル×1系統、同軸デジタル×1系統、アナログ2系統を搭載。USBポートも備え、USBメモリを使った音楽CDやラジオ番組の録音も可能。本体サイズはセンター部がW279×D289×H118mm、重さは4.3kg。スピーカー部(1本あたり)がW120×D264×H161mm、重さは2.2kg。