米Appleは25日(現地時間)、Apple Park (カリフォルニア州クパチーノ)内のSteve Jobs Theaterにてスペシャルイベントを開催し、ゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」を発表した。100タイトル以上の新作ゲームを独占公開し、この秋より世界150カ国で提供を開始する。利用料金については追って発表されることがアナウンスされた。

Apple Arcadeでは定額制で全てのタイトルを制限なくプレイできるサブスクリプション(定期購読型)サービス。広告は表示されず、ゲーム内の課金も発生しない。「App Store」アプリに新たに追加される「ゲーム」タブからダウンロードしてプレイする形となる。iPhone・iPad・Mac・Apple TVのどのデバイスからもプレイできるだけでなく、中断したところから他のデバイスに引き継いでプレイすることが可能だ。ファミリー共有にも対応し、家族6人まででプランを利用できる。

  • macOS、iOS、tvOSで利用できるApple Arcade。デバイス間でプレイを引き継ぐことも可能だ

Appleはゲームクリエイターと連携して開発をサポートし、開発費の助成も行なっているという。タイトルを提供するデベロッパとして、Annapurna Interactive、Bossa Studios、カートゥーンネットワーク、Finji、Giant Squid、KleiEntertainment、コナミ、LEGO、株式会社ミストウォーカー、SEGA、Snowman、ustwogamesなどが発表された。また、一部の提供予定タイトルも発表された。

  • Klei Entertainmentの「Hot Lava」、Snowmanの「Where Cards Fall」、Annapurna Interactiveの「The Pathless」

  • SEGAの「Sonic Racing」

  • Revolution Softwareの「Beyond a Steel Sky」

  • LEGOの「LEGO Brawls」

  • Cornfox & Bros.の「Oceanhorn 2: Knights of the Lost Realm」

  • Blowfish Studiosの「Projection: First Light」

  • Directive Games Limitedの「Enter The Construct」

Apple公式サイトではすでにApple Arcadeを紹介するページを公開中。メールアドレスを登録しておくと、Apple Arcadeに関する最新情報を受け取ることができる。

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