「電話」アプリのリダイヤルって便利ですよね。電話番号を繰り返し入力することなく、同じ番号に何度も発信することができるので、電話をかけると話し中のことが多い美容室やレストランを予約するときに使っている、という人も多いのではないでしょうか。

しかし、その便利機能があだになることも。キーパッド画面で緑色の受話器ボタンをタップすると、前回電話した番号が表示され、もう一度タップするとリダイヤルできますが、誤ってかけてしまうことが少なくありません。ここでリダイヤルできるのは手入力した番号だけで、履歴タブを利用したリダイヤルは対象外ですから、番号を手入力するような相手、言い替えれば自分にとって“一見さん”の相手にリダイヤルしかねないというわけです。

番号を手入力するような(それほど親しくない)相手にうっかりリダイヤルしたくないよ……という場合は、電話をかけたあと、キーパッド画面で少しばかりの作業を行いましょう。

それは、キーパッド画面に残っているダイヤル履歴を消すこと。緑色の受話器ボタンをタップして前回ダイヤルした番号を呼び出し(2度タップしないように注意)、現れた「×」ボタンをタップしましょう。タップするごとにリダイヤル対象の番号が消えるので、誤発信を予防できるというわけです。

通話が終わったあとにキーパッド画面へ戻り、ボタンを何度かタップするだけのなんとも地味な方法ですが、確実に誤発信は防げます。なにかの拍子にリダイヤルしてしまう事態は起こらないともかぎりませんから、気まずい経験をしたことがある場合は作業しておくことをおすすめします。

操作手順をカンタン解説

  • 1 受話器ボタンをタップしてリダイヤル対象の番号を呼び出したあと、「×」ボタンをタップします

  • 2 リダイヤル対象の番号を消します

  • 3 番号が消えれば、誤タップしたとしてもリダイヤルされません