常に持ち歩いて使うAndroidスマホは、うっかりどこかに置いてきてしまうケースも少なくありません。あらかじめ「Androidデバイスマネージャー(端末を探す)」機能を設定しておけば、外出先でスマホを紛失したり、自宅内で見失っても、他のスマホやタブレット、PCを使って探すことができます。設定方法と実際の探し方を確認していきましょう。
※この記事は、Android 7.0以降のOSを搭載したスマートフォンの操作方法を紹介しています。Android OSのバージョンや機種によっては、画面構成やメニュー名、設定項目など異なる場合があります。
「端末を探す」項目をオンにして、デバイスマネージャーを有効化
「Androidデバイスマネージャー」は、Android端末を位置情報を知らせてくれる機能で、Android 4.0から搭載されました。Androidデバイスマネージャーには「Find My Device」や「端末を探す」という呼び方もあります。
この機能をオンに設定しておけば、スマホを紛失したと思った際に、他のスマホやタブレット端末にインストールしたアプリやPCのWebブラウザから現在位置を確認することが可能です。まずはデバイスマネージャーの機能をオンにしましょう。実際の設定手順は以下の通りです。
他のAndroid端末に「端末を探す」アプリをインストール
続いて、紛失したAndroidスマホの位置を特定する方法を確認しましょう。他のAndroidスマホやタブレットを持っているのならば、「端末を探す」アプリをインストールして操作を行います。ログイン時の認証を行えるならば、他のユーザーの端末からでも、位置を確認することができます。実際の手順は次の通りです。
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「端末を探す」アプリを起動します。探したいスマホと同じGoogleアカウントを使用しているなら、[(ユーザー名)として続行] を、他のアカウントを使用しているなら、[ゲストとしてログイン] をタップします
音を鳴らして位置を特定したり、端末にロックをかけたりできる
「端末を探す」アプリでは、紛失したスマホの着信音を鳴らしたり、ロックをかけてメッセージを表示させることもできます。自宅内でAndroidスマホが見当たらないときには、着信音を鳴らして位置を特定するのが便利。外出先で紛失したときはロックをかけると安心です。
パソコンからAndroidスマホを探す
PCを使ってスマホの位置を確認することも可能です。Webブラウザで「Googleアカウント」のページにアクセスし、Androidスマホに設定したアカウントでログイン。「セキュリティ」画面の「お使いのデバイス」欄から確認作業を行います。