スイスの時計ブランド「ファーブル・ルーバ(FAVRE-LEUBA)」から、ブランド創立282年を記念した機械式時計が登場。タカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋にて2月6日から先行発売されているほか、2月下旬の全国発売を予定している。

平成最後の仮面ライダー、『仮面ライダージオウ』の主人公・常磐ソウゴが身に着けていることでも注目を集めているファーブル・ルーバ(常磐ソウゴが着用しているのは「レイダー・シーキング」)。

今回の記念モデルは、ブランドを代表する時計の「ブラックエディション」だ。第1弾となるラインナップには、ダイバーズウオッチの「レイダー・ハープーン ブラックエディション」と「レイダー・ディープブルー ブラックエディション」が選ばれた。後者には、ケース径の違いで2種類がある。

  • レイダー・ハープーン ブラックエディション

    レイダー・ハープーン ブラックエディション

  • レイダー・ディープブルー ブラックエディション

    レイダー・ディープブルー ブラックエディション

ケースにはガンメタルPVDを施しており、ブラックを基調として文字板やベゼルによって、ファーブル・ルーバが理想とする「ブラック」を体現したという。ここでいう理想のブラックとは、「エクスクルーシブであり、魅力的。力強く、エレガント。そしてどこかミステリアスな雰囲気を感じさせる色」としている。

また、全体のディティールで表現されているレトロフューチャーデザインも見どころのひとつ。独特の形状をした針、大きな四角のインデックス、14角形の風防リングなど、ファーブル・ルーバが持つ伝統でもある。

ベースとなる「レイダー・ハープーン」は、潜水時間の測定を最優先しているダイバーズウオッチ。長針(分針)は一般的な時計と同じだが、秒を文字板中央のディスク、時を文字板外周のリングで示す独特の機構を持つ。

記念モデル「レイダー・ハープーン ブラックエディション」は、ケース径が46mm、防水性能が500m、風防が両面無反射コーティングのサファイアガラス、ムーブメントが自動巻きの「Cal.FL-301」だ。税別価格は530,000円。

もうひとつのベースモデル「レイダー・ディープブルー」は、視認性を重視した針とインデックス、レイダー・ハープーンと同様の秒ディスクが特徴的。2018年にフリーダイビング世界記録樹立とエベレスト登頂成功をサポートした時計でもある。

記念モデル「レイダー・ディープブルー ブラックエディション」は、ケース径が44mmまたは41mm、風防が両面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能が300m。自動巻きムーブメントは、44mmモデルが「SW200」ベースのもの、44mmモデルが「Eta2824-2」をベースとしたもの。税別価格はいずれも290,000円。