米Appleは2月7日 (現地時間)、iOS 12のアップデート「iOS 12.1.4」をリリースした。先週に公になったFaceTimeの問題を修正するアップデートであり、リリースノートを通じて「重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます」と呼びかけている。

FaceTimeのバグによって、グループFaceTimeへの切り替えによって相手が出る前に相手のデバイスが通話状態になる問題が起きていた。発信を受けた側が通話に出なくても音声や映像が送信される可能性があり、問題が公になってからAppleはグループFaceTimeのサービスを停止していた。

  • グループFaceTime

    iOS 12.1で追加されたグループFaceTime

この問題を解決するためにAppleはFaceTimeサーバーのセキュリティ監査を実施しており、iOS 12.1.4ではFaceTimeサービスにおけるLive Photosの問題の修正も行われた。