KDDI、沖縄セルラーは1月25日、コンセントにつないですぐに使えるホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」を発売した。合わせて、受信最大1,237Mbpsの高速データ通信サービスも提供を開始する(2019年1月25日時点では、東京都と埼玉県の一部エリア)。
Speed Wi-Fi HOME L02は、WiMAX 2+および4G LTEに対応し、家庭のコンセントにつないでインターネット環境を構築するホームルーター(ファーウェイ製)。UQコミュニケーションズからも発売された。
円筒形状の内部に4本の高感度アンテナを4方向に配置。電波を360度カバーすることで、高感度性能を発揮するという。Wi-Fi機器の位置を検知し、集中して電波を送信する「TXビームフォーミング」機能により、受信速度がモバイルルーターよりも平均30%アップした。ビームフォーミングは子機側(パソコンやスマートフォンなど)の対応も必要。また、Gigabit Ethernet有線LANポート×2基を搭載し、パソコンなどの有線接続も可能だ。
最大通信速度は有線受信1,000Mbps、無線受信867Mbpsとなる。あらかじめ設定したデータ量になると「ハイスピードプラスエリアモード」から、容量制限のない「ハイスピードモード」に自動で切り替わる「通信モード自動切替機能」も搭載。
テザリング台数は最大40台(2.4GHz/5GHzそれぞれ20台)で、無線LAN簡単接続はWPSとQRコードに対応。専用アプリ「HUAWEI HiLink」では、電波の強い場所にルーターを設置できる「ベストポジション機能」などを利用できる。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.9以降。
そのほか主な仕様は以下の通り。
- 本体サイズ: 約W93×D93×H178mm
- 重さ: 約436g
- 最大通信速度: 有線受信1,000Mbps、無線受信867Mbps、送信最大75Mbps
- 有線LAN: Gigabit Ethernet×2基
- 無線LAN: IEEE802.11ac/a/n(5GHz)、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
- テザリング台数: 最大40台