夜中の通知、扱いに困りますよね。ゆっくりしたい時間だから基本的には一切受け取りたくないけれど、アプリひとつひとつの通知を止めるのは手間だから避けたいし、「おやすみモード」の存在は知っているものの、なにかの拍子でiPhoneを手にしたとき通知が眼に入ると気になって仕方がない……"夜中の通知あるある"かもしれません。
iOS 12でおやすみモードに追加された「ベッドタイム」を使うと、この問題をうまく解決できます。おやすみモードをオンにしても、通知が届いたときに画面が点灯したりサウンドが聞こえたりもなく、気になりません。ロック画面に通知が表示されることもありませんから、うっかりiPhoneを手にしてロック画面を見てしまったときでも問題ありません。もちろん、その間はしっかり通知を受け取っていますから、翌朝にでもまとめてチェックすればOKです。
ベッドタイムを有効にすると、ロック画面も変化します。おやすみモードで指定した時間帯(初期設定では22時から翌朝7時)にロック画面を表示すると、通常とは異なる暗い背景が表示されます。夜中に目が覚めたとき、時間を確認する目的でiPhoneを持ち上げても、眩しくないところがポイントです。
設定はかんたん、『設定』→「おやすみモード」の順に画面を開き、「時間指定」スイッチをオンにします。すると「ベッドタイム」スイッチが現れるので、これをオンにしておけば、おやすみモードをオンにしたときベッドタイムの機能も有効になります。
なお、ベッドタイムは夜間限定の機能ではありません。おやすみモードの時間指定の範囲で動作しますから、開始と終了時刻を昼間を含むよう設定しておけば、デイタイムでも使えます。寝るわけではないけれどしばらく通知に煩わされたくない、という場合に便利ですよ。