OPPOのスマートフォンは、カメラ機能、それもセルフィー撮影を重視したモデルが多い。もちろんR17 Neoも同様だ。
フロントカメラには、2,500万画素のソニー製CMOSイメージセンサー「IMX576」を採用。従来モデル「R16 Neo」のフロントカメラが800万画素センサーだったことを考えると、大きく画質が向上。合わせて、F2.0の明るいレンズによって、暗い場所でもより鮮明な写真が撮影できるようになった。
リアカメラは1,600万画素のソニー製CMOSイメージセンサー「IMX398」と、深度計測に利用される200万画素センサーのダブルレンズ仕様。こちらも従来モデルのR16 Neoと比べ、センサーの解像度が向上するとともに、レンズもF1.7となり、より明るい写真を撮影できるようになった。
撮影機能としては、一眼レフで撮影した写真のようなボケで被写体を強調する「A.I.ポートレートモード」や、顔の特徴情報(296カ所)をスキャンして、800万通りの美顔処理が行える「A.I.ビューティーモード 2.0」を備える。いずれも、フロントとリアのカメラで利用できる。
さらにリアカメラでは、120のシーンを認識、16個のマークを表示して、食べ物、風景、ペットなど被写体に合わせた最適な撮影モードを自動設定する、A.I.撮影機能も搭載。このあたりは、最新モデルらしい特徴だ。
写真の画質に関しては、明るい場所はもちろん、夜景などもかなりクリアに撮影できる。ミドルレンジクラスのスマートフォンとして十分に満足できるものだ。