AMDは10月30日午前11時に、第2世代Ryzen Threadripperの「2970WX」と「2920X」を発売する。税別価格は、24コア/48スレッドの2970WXが159,800円、12コア/24スレッドの2920Xは79,800円だ。

  • 第2世代Ryzen Threadripper

第2世代Ryzen Threadripperは当初、4モデルが発表されており、2018年8月にハイエンドの「2990WX」、Xシリーズ上位の「2950X」が発売ずみ。今回の2970WXと2920Xによって、4モデルが出そろう。第2世代Ryzen ThreadripperのWXシリーズは、ヘビーなワークロードをこなすクリエイターなどに向けたラインナップで、Xシリーズはゲーマーやストリーマー、エンスージアスト向けとなる。おもな仕様は下図の通り。

  • 第2世代Ryzen Threadripper

    第2世代Ryzen Threadripper

AMDによると、2970WXのマルチスレッドは、Core i9-7960Xと比較して39%高速、Core i7-7820Xと比較して55%高速としている。また、新しい機能として、ユーティリティ「AMD Ryzen Master」をインストールすることで、「Dynamic Local Mode(DLM)」が有効となる。これにより、PUBGやFarCry5のようなゲームで15%の性能向上が見込めるという。DLMは2990WXでも有効。

2920Xは、4K解像度のゲームと、4K/30pで40,000Kbpsの動画エンコードを同時にこなすパフォーマンスを持つ。ゲーマーは自分のプレイを、スムーズにストリーミングできる述べている。

  • 第2世代Ryzen Threadripper