中国のMobvoiは8月24日、CPUとしてSnapdragon Wear 2100、OSとしてWear OS(Google)を搭載したスマートウオッチ「TicWatch Pro」を日本で発売しました。Amazon.co.jpにて、29,499円(税込)で販売しています。

Mobvoiは、AIテクノロジーを活用した音声認識や自然言語の分析、デバイスの開発から販売まで行っている中国のスタートアップ企業。GoogleやVolkswagenなども出資しています。

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    スマートウオッチ「TicWatch Pro」。写真左がシルバー、右がブラックです

TicWatch Pro最大の特徴は、異なる2つのディスプレイを層のように重ねる「重層ディスプレイテクノロジー」を採用した点です。Mobvoiが特許を出願しているこの技術は、Film compensated Super Twisted Nematic LCD(FSTNディスプレイ)と呼ばれる省エネ性に優れる透明な液晶ディスプレイと、OLEDディスプレイの2種類をユーザーが自由に切り替えられるというもの。TicWatch Proの表面はFSTNディスプレイで、その後ろにOLEDディスプレイを搭載しています。

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    2つのディスプレイを重ねるように配置したMobvoiの独自技術「重層ディスプレイテクノロジー」

TicWatch ProのFSTNディスプレイは、時刻や日付、歩数や心拍数などを常に表示します。画面表示をFSTNディスプレイに固定する「基本モード」では、最大で30日間の連続使用が可能。基本モードでも、心拍数や歩いた距離の測定ができますよ。

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    基本モード。使っていないときも時刻や日付を常に表示してくれます

側面のりゅうずを押すとOLEDディスプレイを使用する「スマート・モード」へ切り替わり、GoogleのWear OSが起動。本体はネットワーク機能として、Bluetooth 4.2とWi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)をサポートし、Bluetoothでスマホと接続すると、スマホにLINEやメールが届いたときにTicWatch Proの画面に通知されます。TicWatch ProからGoogle Assistantの立ち上げも可能。天気予報や、スケジュールに登録してある予定を本体の画面で確かめられます。また、Wi-Fiに接続していれば、Google Playストアから、好みのアプリや時計の壁紙をダウンロードできます。

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    スマート・モード。Wear OSを利用できます

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    お気に入りの文字盤をダウンロードしてカスタマイズできるのもスマートウオッチの魅力ですね

2018年8月24日の発売日時点でNFC機能は実装されていませんが、本体にNFCのハードウェアを内蔵しているため、ソフトウェアアップデートによっていずれNFCに対応するとのことです。

本体サイズは直径45mm×厚さ12.6mm、ディスプレイサイズは1.39インチで、OLEDディスプレイの画面解像度は400ドット×400ドット。本体はRAM(512MB)とROM(4GB)を内蔵しています。バッテリー容量は415mAhで、連続使用時間はスマートモードで2日間、基本モードで30日間。IP68の防塵・防水性能も備えました(水泳は非推奨)。

外側のベゼル素材はステンレススチール。バンド幅は22mmで、表面はイタリア製の革、裏面はシリコン素材。バンドは取り外して市販のものに付け替え可能です。

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    バンドは付け替えられるので、お気に入りのバンドがある場合は付け替えてカスタマイズするのもアリでしょう