理由その1 おじさんは手書き好き

かれこれ30年以上ワープロを使ってきましたが、手書きの作業ってなくなりませんよね。結局の所、長文やコピペを多用する文書作成ならデジタル(キーボード作業)、ちょっとしたメモならアナログ(ペン)という棲み分けが定着しています。たとえば電話をしていて相手から伝えられた電話番号などをメモするとき、目の前にスマホとパソコン、紙のメモ帳(とペン)があれば、紙を選択する人が多いのではないでしょうか。

おじさんは、会社内でそれなりに偉くなっている人が多いでしょうから、部下から上がってきたものをチェックするような仕事が多いと思います。メールで修正の指示などをするとき、すべてテキストで書くのは大変ですし時間がかかる。それに、相手にニュアンスも伝わりにくい。かといって、電話するのも迷惑がられる時代です。

iPad Proなら、PDFなどの書類に直接手書きで指示を入れるので、作業がラクかつ、相手にも伝わりやすいですよね。さらに、気分や視点が変えられるので、手書きの方がアイデアが出やすい効果もあります。

  • iPadの「インスタントメモ」は、ロック画面をApple Pencilでつつくと、メモアプリが起動する機能。紙のメモ帳と同じぐらいのスピードでメモが取れます

理由その2 おじさんの汚い字もキレイに処理される

汚いおっさんの字も、iPadならキレイになります。あっ、これだとおっさんが汚いみたいなので言い直すと、おっさんの汚い字もキレイになります。

PDFのゲラチェックなどに使用しているアプリ「GoodNotes 4」では、手書き文字をテキストに変換する機能があります。手書きしたメモを、またテキストで打ち直す必要はなし。字が汚くて読めないと苦情をもらうこともなくなります。

また、「GoodNotes 4」には、手書きで書いた丸や四角をキレイな図形にする機能があり、たくさんメモを書き込んでもスッキリ見やすくできます。

  • 「GoodNotes 4」の手書き文字変換機能。選択ツールで文字を囲い「変換」をタップすれば(「日本語」を選択)テキスト化されます。そのまま画面に貼り付けたり、ほかのアプリで活用できたりも

  • 「GoodNotes 4」では、手書きの図形をキレイに整形する機能があるので、同じように手書きで書き加えてもスッキリとした印象になります

  • こちらは、出版やWebに関わる人にオススメしたいアプリ「Adobe Comp」。手書きでラフデザインがカンタンに作れます

  • たとえば、手書きで四角く囲い、「・」を打てば、見出しが設定。文字も自動的に入ります(もちろん修正も可能)

  • 手書きで四角く囲い、縦に線を引けば、本文が自動的に設定されます

理由その3 老眼でも本が読みやすい

いまだに「液晶ディスプレイよりも紙の方が目に優しい」みたいな意見を見ることがありますが、こと老眼おじさんにしてみれば逆。文字のサイズが変えられる電子書籍の方がずっと読みやすいです。雑誌も電子書籍のほうが、ページ自体を拡大できるので目への負担は少ないです。

  • Kindleアプリで文字のサイズを拡大。設定では、書体もゴシックと明朝から選択でき、背景の色も変えられます

理由その4 iPhoneやMacと連携する

アップル製品には、見ているWebページや地図など、作業の続きをiPhoneやMacなどのアップル製デバイスでできる「Handoff」という機能があります。たとえば、パソコンで検索したレシピをiPadで見る、iPadで検索した地図のルートをiPhoneで使うことができます。いちいち検索し直したり、URLを自分宛に送ったりしなくて済むのはラクです。レシピなら検索をMacで、買い物の時はiPhoneを見ながら、実際に料理を作るときはiPadをキッチンに置いてなんて使い方をしています。

  • Handoffは、同じApple IDを使ってiCloudにサインインしているAppleデバイスが近くにあるとき、それぞれで行っていた作業を各デバイスで切り替えられます

理由その5 だらけて使うのに向いている

おじさんは体力が低下しているので、楽な体勢を取りたくなります。ソファーには深く座りたいですし、油断すると横になってしまいます。デスクでもイスを最大に倒し、足を机の上に置いたりして。すべて、歳のせいです。そんな姿勢の時、普通のノートパソコンよりもiPadのほうが使いやすいのは言うまでもありません。布団にうつ伏せになりながらでも、iPadなら作業できます。布団に入ってまで仕事したくないですけど。

ちなみに、実家では2010年に購入した初代iPadがまだ現役で、齢80の父親が使っています(さすがに動作はかなり不安定なようですが)。それはともかく、iPadはおじさんを越え、おじいちゃんにも適したデバイスと言っても間違いないでしょう。