2つ目のメリットは「汚れにくい」こと。泡が便器内をコーティングするため、便や汚れが通常の便器よりも付着しにくいといいます。新モデルのDL-AWM600は、旧モデルでは1本だった泡を放出する「高圧噴射ノズル」が2本に増えました。このため、どんな形状の便器でも、まんべんなく全体をコーティングできるようになったといいます。

  • パナソニックの温水洗浄便座「泡コート トワレ」(DL-AWM600)

    従来は1本だった泡を噴射するノズル。泡が2方向から出るようになり、便器全体に泡が行き届くようになりました

【動画】音声が流れます。ご注意ください。

3つめのメリットは、定期的に泡で水面をコーティングすることで「輪じみ」がつきにくくなること。輪じみとは、便器の水面部分にできる黒っぽい水アカやカビなどの汚れた混合物のこと。カビなどの繁殖しやすい環境ならば、3日くらいで発生することもあり「トイレ掃除をサボっている」と一目でバレてしまうやっかいな汚れ。

ちなみに、2016年の家事に関する調査によると「嫌いな家事ランキング」においてトイレ掃除は堂々の2位、約4割の回答者がトイレ掃除が嫌いだと(編注:うんうん、わかるわかる!)。この泡コート トワレがあれば、トイレ掃除の回数をかなり減らせそうですね。

「泡を作るための専用洗剤を買うのが面倒」と思うかもしれませんが、使用する洗剤は一般的な食器用中性洗剤で大丈夫。一般的な合成洗剤なら100円前後で手に入るので、ランニングコストも安くすみそうです(塩素系洗剤やジェルタイプなど、一部使えない洗剤もあります)。

【動画】音声が流れます。ご注意ください。
泡でコーティングされた汚れは、水を流すだけで落ちていくのがわかります

  • パナソニックの温水洗浄便座「泡コート トワレ」(DL-AWM600)

    2016年に行われた家事に関するアンケート。嫌いな家事の2位にトイレ掃除がある