タニタが2018年6月8日から、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」において実施していたゲームコントローラー「ツインスティックVTX(Version TANITA eXtra)」のクラウドファンディングが不成立となった。

目標金額は、ツインスティック本体5,000台相当である2億7700万円。2018年6月8日から2018年7月30日にかけて支援金を募集し、82,548,710円を集めたが、プロジェクトは期日までに目標金額が集まらなければ不成立となる「All-or-Nothing方式」だったため、集めた支援金はユーザーの登録口座へ全額返金する。

  • ツインスティックVTX(Version TANITA eXtra)

    残念ながら日の目をみなかったタニタのツインスティック(写真はイメージ)

ツインスティックは、セガが展開するロボットゲームシリーズ「電脳戦機バーチャロン」で使用するコントローラー。左右で一対の操縦桿(スティック)となっており、これを操作してゲーム内のロボットを動かす。タニタが開発しようとしていたのは、PlayStation 4ソフト「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」の専用ツインスティックだった。

タニタのツインスティックプロジェクト公式Twitterアカウントは、Twitter上で「往年のバーチャロンファンの方。禁書VOからファンになった方。そして、タニタの取り組み自体に興味を持っていただき、応援してくださった方...。みなさま、ご支援本当にありがとうございました」と感謝をつづった。なお、タニタは2018年7月31日19時からYouTubeにて、ツインスティック・プロジェクトについての結果報告生配信を行う。

  • 配信は7月31日19時30分から