日本HPは7月18日、強固なセキュリティ機能を備えた法人向けプレミアムPC「HP Elite」シリーズ(3モデル)を発表した。9月から順次発売する。
セキュリティ機能は、BIOSレベルの攻撃からも防御する「HP Sure Start Gen4」、マルウェアの攻撃をブロックする自己回復機能「HP Sure Run」、ネットワーク経由でPCを最新の状態に復旧する「HP Sure Recover」など。追加費用は不要だ。
HP EliteBook x360 1030 G3
HP EliteBook x360 1030 G3は、本体の厚さが15.8mmという13.3型スリムコンバーチブル2in1 PC。スペックの違いで5モデルを用意。9月から発売する。価格は194,000円から(税別)。
ディスプレイはタッチ対応の1,920×1,080ドット(フルHD)の非光沢(ノングレア)IPSで、視認性が高く屋外でも見やすい。のぞき見を防止する「HP Sure View」機能も採用。上位モデルには、3,840×2,160ドットの4K液晶搭載モデルも用意されている。
最大18時間のバッテリ駆動が可能で、上位モデルには4G LTE通信モジュールを搭載。オプションだがアクティブペンも使用できる。
下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-8250U(1.60GHz)、メモリがLPDDR3 8GB、ストレージが256GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro(64bit)。
通信機能は、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェースはUSB Type-C×2、USB 3.1×1、HDMI×1など。バッテリ駆動時間は約18時間。本体サイズはW305.8×D205×H15.8mm、重量は約1.25kg。
HP Elite x2 1013 G3
HP Elite x2 1013 G3は、13型のディスプレイを搭載するタブレットPC。スペックの違いで4モデルを用意。10月から発売する。価格は139,800円から(税別)。キーボードドックはオプションとなっている。
ディスプレイはタッチ対応の1,920×1,280ドットの非光沢(ノングレア)IPSで、アスペクト比は3:2。のぞき見防止機能「HP Sure View」も採用している。最上位モデルには4G LTE通信モジュールを搭載し、外出先でのインターネット接続を支援。
下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-8130U(2.20GHz)、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが128GB M.2 SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home(64bit)。
通信機能は、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェースはUSB 3.1 Type-C×3、500万画素インカメラ、800万画素アウトカメラなど。バッテリ駆動時間は約10時間30分。本体サイズはW300×D231.5×H7.9mm、重量は約810g。
HP EliteBook 1050 G1
HP EliteBook 1050 G1は、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1050を搭載する15.6型モデル。スペックの違いで5モデルを用意。9月から発売する。価格は179,800円から(税別)。
ディスプレイは1,920×1,280ドットの非光沢(ノングレア)IPSで、sRGB 100%の色域に対応する。最上位モデルには、6コア/12スレッドで動作する第8世代Intel Core i7-8850Hや、3,840×2,160ドットの4K液晶を搭載。なお、4G LTE通信モジュール搭載モデルはない。
下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-8300H(2.30GHz)、メモリがDDR4-2666 8GB、ストレージが256GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1050(4GB)。OSはWindows 10 Pro(64bit)。
通信機能は、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5。インタフェースはUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×2、HDMI×1、SDメモリーカードリーダーなど。バッテリ駆動時間は約16時間。本体サイズはW360×D254×H18.9mm、重量は約2.2kg。