Apple Watchの役割のなかで、通知はこれまでも重要だった。iPhoneのスクリーンタイム削減に役立てるため、時計での通知の受信はさらに重要性が高まる。
watchOS 5の通知には、Webコンテンツの表示やアプリごとに設定された操作を実現するインタラクティブ性が増した。例えばメールを受信した際、これまでは通知の中でHTMLメールの要素は見られなかったが、watchSO 5ではきちんと表示されるようになる。
また、通知の中でアプリの操作を行える「インタラクティブ通知」も搭載される。これまではメッセージのやりとりをしている際、1つの通知を開いていてそのスレッドから新たな着信があると、通知が追加で届いていた。しかしwatchOS 5では、同じスレッドに届いた新着のメッセージは、今開いている通知に追加される形の表示となる。
例えばレストラン予約アプリの予約確認通知では、人数の増減などをアプリを開かず、通知の中で行えるようになる。もちろんiPhoneの中でも通知のインタラクティブ化は起きるが、Apple Watchの通知で完結できれば、より素早く手軽である。
こちらも、日常で、だんだんiPhoneのアプリを開かず同じ事を実現できる幅が拡がっていくことになる。