ホーム画面上のアイコンが小さいと感じるのであれば、これもまた設定で大きくできます。設定>画面表示と明るさ>拡大表示、で「拡大」を選択すると、アイコンとその名前だけでなく、ステータスバーのアンテナ感度やバッテリー表示も若干大きくなります。

  • 設定>画面表示と明るさ>拡大表示、からホーム画面の表示を「拡大」に。アイコンの並びが縦6段から縦5段へと少なくなるぶん、1つ1つのサイズが大きくなる

画面の一部を拡大する「ズーム機能」

それでも、まだ文字などが小さく感じる、または必要なときだけ大きくしたければ、「ズーム機能」が役立つかもしれません。これは、画面の上にルーペを置くような機能です。設定>一般>アクセシビリティ>ズーム機能、でオンに設定しておき、画面を3本指でダブルタップすると起動します。

  • 画面上のあらゆる情報を大きく表示する「ズーム機能」。3本指でスワイプしたり、枠の部分をドラッグしたりすると、別のエリアを見ることができる

  • ズーム機能の下にあるボタンをタップすれば、拡大率などが変更できる。機能を終了させるには、「縮小」のタップや3本指ダブルタップを行う

印刷された文字を読むのに便利な「拡大鏡」

ここまで、iPhoneの文字や画面を大きく表示する方法について書いてきましたが、印刷物などの文字を大きくしてみたいときにもiPhoneは役立ちます。

カメラで撮影したものを画面に大きく表示する「拡大鏡」は、ホームボタンを3回連打すると起動します。もし起動しない場合は、設定>一般>アクセシビリティ、から拡大鏡をオンにしてください。飲食店のメニューで、コンビニやスーパーでの買い物で、この機能にはかなり助けられました。

  • ホームボタン3回連打で起動する「拡大鏡」。ピンポイントなら老眼鏡よりも便利かも

  • スライドバーで拡大率は変更可能。画面下の「○」をタップすれば画像が固定される。画面をタップすると、そこでピントが固定される(カギのマークが黄色くなる)