サーモスは5月9日、「真空エンクロージャー」を搭載する「VECLOS デジタルオーディオシステム」(SSB-380S)を発表した。5月25日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は160,000円前後(税込)。

  • サーモス、「VECLOS デジタルオーディオシステム」(SSB-380S)

    VECLOS デジタルオーディオシステム(SSB-380S)

スマートフォンやパソコンとの接続を想定したデスクトップ型のデジタルオーディオシステム。真空二重構造で高い剛性の真空エンクロージャーと、共振を抑制するステンレス製メタルシリンダーにより、明確な定位と立体感ある音場を表現しながらクリアな音質を出力。この真空エンクロージャーには、サーモスが魔法びんなどで培ってきた真空技術とノウハウが応用されている。

実用最大出力は9W+9Wで、専用開発のパイオニア製52mmフルレンジスピーカーユニットを採用。DACは旭化成エレクトロニクス製「VERITA AK4490EN」だ。ハイレゾ音源の再生は、最大768kHz/32bitのPCMと、最大11.2MHzのDSDに対応する。4種類の転送モードから音質を選択できるUSBデータ技術転送「Bulk Pet」にも対応。

  • サーモス、「VECLOS デジタルオーディオシステム」(SSB-380S)
  • サーモス、「VECLOS デジタルオーディオシステム」(SSB-380S)
  • サーモス、「VECLOS デジタルオーディオシステム」(SSB-380S)
  • サーモス、「VECLOS デジタルオーディオシステム」(SSB-380S)
  • 使用イメージ

USB接続のほか、Bluetooth 4.0によるワイヤレス接続も可能で、最大8台までのデバイスを登録しておける。LDACによるワイヤレズハイレゾ再生もサポート。ヘッドホンアンプ部は、専用設計のディスクリート構成で組み上げ、ノイズを抑制している。

音楽再生ソフトとして「VECLOS HR Audio Player(Windows / Mac)」がダウンロード可能。スピーカーの角度は5度~45度で調整でき、本体サイズは約W77×D171×H99mm、重量は右スピーカー部が約907g、左スピーカー部が約833g。

  • 再生周波数帯: 90~40,000Hz
  • Bluetoothプロファイル: A2DP / AVRCP
  • Bluetoothコーデック: SBC / AAC / LDAC / aptX