KDDI、沖縄セルラーは14日、Xperiaシリーズ初のデュアルカメラを搭載した5.8インチスマートフォン「Xperia XZ2 Premium」(SOV38)を2018年夏モデルとして発表した。

  • Xperiaシリーズのフラッグシップ機「Xperia XZ2 Premium」のクロムブラック(上)とクロムシルバー(下)

Xperia XZ2 Premiumは、ソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「Xperia」シリーズのフラッグシップ機。2018年2月末から3月にかけ開催された「Mobile World Congress 2018」で同社が発表したスマートフォン向け2眼カメラを搭載。モノクロ12メガピクセル、カラー19メガピクセルのデュアルレンズを背面に備え、静止画時の最高ISO感度が51200、動画時の最高ISO感度が12800という超高感度撮影が行えることが特徴だ。グローバルでは4月16日に発表されている

カメラシステムは、従来Xperia XZシリーズで採用されていた「Motion Eye」をベースにした新しい「Motion Eye Dual camera」を搭載。これに加え、新しい画像融合処理プロセッサ「AUBE」を組み合わせることで、暗い場所でもノイズの少ない映像を撮影できるという。撮影機能は、ピントを合わせた被写体の前後をボケさせるボケ撮影、モノクロ撮影などに加え、前モデル「Xperia XZ Premium」でも搭載していた最大960fpsのスーパースローモーション撮影機能が進化し、フルHD解像度での撮影が可能になった(従来はHD撮影のみに対応)。また、スマートフォンで世界初をうたう4K HDR映像の動画撮影にも対応している。

ディスプレイは4K HDR対応の5.8インチ。画面サイズは前モデルの5.5インチから拡大し、明るさも向上した。背面は曲面状の3Dガラスで覆われ、手に馴染みやすいデザインとなっている。カラーはクロムブラックとクロムシルバーの2色。

本体には新たに「ダイナミックバイブレーションシステム」を搭載し、映画やゲームなどのコンテンツに合わせて内蔵バイブが振動する仕組みを取り入れた。また、音量が向上した前面ステレオスピーカーも備える。性能面では、Snapdragon 845や6GBメモリ、64GBストレージの採用など、高いパフォーマンスを実現した。主な仕様は下記の通り。

  • OS: Android 8.0
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 845
  • メモリ: 6GB
  • ストレージ: 64GB
  • 外部ストレージ: microSDXC 最大400GB
  • ディスプレイ: 5.8型 TRILUMINOS Display for mobile(HDR対応)
  • ディスプレイ解像度: 2,160×3,840ピクセル
  • メインカメラ: 1,920万画素/1,320万画素
  • サブカメラ: 1,320万画素
  • バッテリー容量: 3,400mAh
  • インタフェース: USB Type-C
  • 防塵・防水: IP65/68
  • NFC: ◯
  • おサイフケータイ: ◯
  • サイズ: W80×H158×D11.9mm(暫定値)
  • 重量: 234g(暫定値)