NTTドコモは、会員プログラム「dポイントクラブ」を5月1日にリニューアルする。dポイント会員を軸に事業を推進する中期戦略の一環で、dポイントを家族間で共有できる「ポイント共有グループ」を新設する。
今回のリニューアルは、同社の中期戦略「beyond宣言」に基づく施策。リニューアルでは、ドコモ回線契約の有無にかかわらずdポイントを会員の家族間で共有できる「ポイント共有グループ」が新設される。これにより、従来はドコモ回線契約を持っているユーザーによる「一括請求グループ」でdポイントが共有されていたところ、他キャリアを使っている家族でも、dポイントを共有できるようになる。2017年10月に概要が発表されていた。
対象は、ドコモ回線ユーザー以外でも入会できる、ドコモのポイントプログラム「dポイントクラブ」会員。グループ内会員数の上限は「20会員」で、ドコモ回線契約者である代表会員と、代表会員と三親等以内の関係にある子会員で構成される。代表会員は、子会員のポイント利用拒否設定が可能だ。
提供開始日は5月1日。2018年4月24日時点の「一括請求グループ」メンバーが、2018年5月1日に自動で「ポイント共有グループ」に設定される。
このほか、「dポイントクラブ」の新特典として、ドコモ回線の長期利用者が料金割引か、dポイント進呈のいずれかを選択できる「ずっとドコモ割プラス」の提供も5月1日から開始される。