ワイヤレスイヤホンの人気は衰え知らず。2018年も春本番を迎え、たくさんの新製品が発表されています。ソニーも今回、キャラクターが異なる3種類の新しいワイヤレスイヤホンを発表しました。ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「第2弾」も登場です。
3つの新製品に共通するのは、IPX4に相当する防滴・防汗対応のスポーツイヤホンであるという点です。カラーバリエーションは淡いパステル調の4色(ホワイト/イエロー/ピンク/ブラック)。発売日は4月28日になります。
最近では、普段着感覚でスポーツアイテムを着こなすファッションがイケてるそうです。日常生活とスポーツライフの間に横たわる垣根も取り払われつつあるのでしょう。確かに防滴・防水仕様のスポーツ用アイテムは、イヤホンやヘッドホンに限らず雨の日やキッチンなど家の中の水場でも使えるので便利ですね。ソニーの新製品、特徴を順番にチェックしていきましょう(推定市場価格は税別)。
WF-SP700N / オープン価格(推定市場価格 23,000円前後)
ソニーが昨年(2017年)発売した「WF-1000X」以来となる、完全ワイヤレスイヤホンの第2弾です。WF-1000Xと同じオーディオグレードにこだわるデジタルノイズキャンセリング機能を搭載して、なおかつIPX4相当の防滴・防汗対応という完全ワイヤレスイヤホンは、本機が世界初とのこと(ソニー調べ)。
ノイズキャンセリング機能の効果は自然にかかるうえ、オン・オフのメリハリも明快に感じられます。ノーマルとボイスの2パターンから選択できる「外音取り込み機能」も搭載されているので、ヨガや体操など室内スポーツを楽しみながら音楽に集中したり、または街を歩きながらの音楽リスニングにも最適です。
イコライザー、ノイズキャンセリング機能、Bluetooth接続の音質・接続性の優先切り替えは、モバイルアプリ「Sony Headphones Connect」から行います。外音取り込みとイコライザーをアプリで設定、記憶させてボタン操作で一発切り替えができる「クイックサウンドセッティング」はとても便利です。なお、ハンズフリー通話や音楽再生のリモコン操作は、本体両側に搭載するボタンをクリックして行う仕様です。
充電器を兼ねた専用ケースによって、イヤホン本体のバッテリーを2回充電できます。本体単体の連続音楽再生は3時間。貝殻のようなケースはフタを回転させると開いて、イヤーピースやアークサポーターを装着したままイヤホンを出し入れできます。
そら豆のようなデザインの本体は、装着したときに斜めに見えるようなスタイル。フィット感の高いロングサイズのイヤーピースとスタビライザー付きのアークサポーターにより、頭や体を激しく動かすダンスやエアロビクスを楽しみながら、イヤホンを落とすことなく安心して音楽が聴けそう。外音取り込み機能もあるので、周囲の人との会話が必要なスポーツを楽しむときにも向いています。
首の後ろ側に回すケーブルもないので、髪の長い女性にもおすすめ。また、音楽を聴かないときにイヤホンを耳から外す場合、そしてスポーツクラブやジョギングのときには手もとにケースを持たない……。そんなときには、イヤホンを首にかけていたいよねというユーザーは、この後に紹介するネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンを選びましょう。