ブラザー販売は1月30日、専用スマホアプリを使ったラベルデザインと印刷が可能なラベルライター「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ)」の新機種「PT-P710BT」を発表しました。2月中旬の発売予定で、希望小売価格は税別12,500円です。ここでは、都内で開催した発表会の様子をレポートします。

  • ブラザー、P-TOUCH CUBE発表会

    P-TOUCH CUBEの新機種「PT-P710BT」

新しいPT-P710BTは、従来モデル「PT-P300BT」の上位機となり、両モデルは量販店やWeb通販で併売していく予定です。PT-P710BTでは、対応するテープ幅を従来の3.5mm、6mm、9mm、12mmから、新たに18mmと24mmまで拡張したことで、表現の幅が広がり、画像やロゴデータ、QRコードの印刷も可能となっています。本体サイズも従来機より一回り大きくなっていますが、片手で持てる大きさと重さをキープしています。

  • ブラザー、P-TOUCH CUBE発表会

    PT-P710BTのもっとも大きな強化点は、テープ幅が広がり、画像やQRコードなどが印刷可能になったこと

  • ブラザー、P-TOUCH CUBE発表会

    手に取ったところ。幅広テープに対応するため、従来機のPT-P300BTより一回り大きくなりました

  • ブラザー、P-TOUCH CUBE発表会

    テープカセットの幅と色のラインナップ。新たに金と銀もリリース

改良点はテープ幅だけではありません。電源にリチウムイオン充電池を採用。PC接続での充電が可能になり、外に持ち出してのプリントアウトがより容易になっています(従来機は乾電池駆動)。また、印刷したテープを自動で切り落とすオートカッター機能も搭載。使い勝手を向上しています。

  • ブラザー、P-TOUCH CUBE発表会

    本体の改良ポイント。テープ幅が広がったほか、リチウムイオン充電池を搭載し、オートカッター機能も搭載

ざっとまとめると、本体の印字方式は熱転写方式、対応テープ幅はTZeテープ(3.5、6、9、12、18、24mm)。インタフェースはBluetoothおよびUSB。電源はリチウムイオンバッテリー。本体サイズはW128×D67×H128mm、重量は約640gとなっています。