パナソニックは1月29日、Bluetooth接続のワイヤレスヘッドホン2機種を発表した。発売は2月22日。ノイズキャンセリング機能が付いた「RP-HD600N」が33,000円前後(税別)、ノイズキャンセリング機能を持たない「RP-HD500B」が26,000円前後(税別)となっている。

ワイヤレスでも高品質なサウンドを楽しめるよう、コーデックは、音声の低遅延、および高解像度を実現するLDACとaptX HDに対応。音源をハイレゾ相当(LDACでは96kHz / 24bit)で再現できる。

  • ワイヤレスヘッドフォン2機種

    左から3つがノイズキャンセリング機能付きの「RP-HD600N」で、色はブラック、オリーブグリーン、マルーンブラウン。一番右が「RP-HD500B」で、色はブラック

RP-HD600Nは、ノイズキャンセリング機能を搭載。外部の環境音に合わせて、弱、中、強の3モードを選べる。ヘッドホンを装着した状態でも、電車やバスのアナウンスが聞こえるよう、周囲の音を取り込むボイススルー機能も備えた。

使用する人の頭や耳の形に合わせて、最適な位置でヘッドホンを装着可能という「3Dボールジョイント機構」を採用した。ヘッドホンは折りたたんで持ち運ぶこともできる。

Bluetoothのバージョンは4.2で、対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC。同時に2台の再生機器とBluetoothでつながる「マルチポイント」接続機能もある。連続再生時間は、RP-HD600Nがノイズキャンセリング機能を使用して20時間、RP-HD500Bが35時間。有線接続も可能だ。

また、例えばスマートフォンと接続したときに、Google AssistantやSiriといったスマートフォン側の音声アシスタントをヘッドホンから呼び出したり、連携したりできる。本体重量はRP-HD600Nが約268g、RP-HD500Bが約266g。パッケージには、有線接続用の着脱コード、充電用のUSBケーブル、キャリングケース(RP-HD500Bはキャリングポーチ)が付属する。