イベントの作成方法と便利な小技

iPhoneのカレンダーでは、日時を決めて登録する予定のことを「イベント」と言います。さっそく、イベントを作成してみましょう。小技として場所を入力する方法、移動時間を予定に含める方法を、裏ワザとしてメールから新規イベントを作成する方法、Siriにイベントの作成を頼む方法を紹介します。

イベントを新規作成する

カレンダーに新しいイベントを作成します。新規作成は右上の「+」ボタンから始めます。

  • カレンダー右上にある「+」をタップ。新規イベント画面が表示されます

  • 入力必須の項目は「タイトル」と「開始時刻」。終了時刻は、入力しない場合自動的に開始時刻の1時間後になります

  • 毎週何曜日の何時、毎月何日、など定期的に繰り返す予定は「繰り返し」を設定しておくと便利です

  • 入力したら「追加」をタップ。カレンダーにイベントが追加されました

  • イベントをタップすると詳細を確認できます。「編集」をタップすると内容の変更が可能。丸ごと消したい場合は下部の「イベントを削除」をタップします

<小技>場所を入力する

イベントの「場所」は入力しなくても作成可能ですが、入力しておくといろいろと便利なことがあります。

  • 「場所」をタップして駅名や会社名等で検索、または住所を入力。候補が出たらタップすると登録できます

  • 場所が登録されているとイベント詳細に地図が表示され、タップするとマップが起動。検索する手間なしに、現地までのナビや経路案内が利用できます

<小技>移動時間を予定に含める

予定は○時からだけど、移動時間を考えると出発時刻は……というお悩みを助けてくれるのが「移動時間」の項目。出発地から自動的に計算して所要時間を追加してくれます。

  • 「移動時間」をタップし、次の画面のスイッチをオンに

  • 出発地を入力すると移動手段別に所要時間が表示されます。利用する移動手段、または、下記から時間を選択。保存するとカレンダーにはこのように表示されます

<裏ワザ>メールから新規イベントを作成する

予定の日時や場所が記載されたメールやメッセージから、直接イベントを作成することができます(ただし、自動的に日時表記が認識された場合に限ります)。

  • 日時や場所が記されたメールを開き、イベントを作成したい日時をタップ→「イベントを作成」を選択

  • メールからピックアップされた件名・日時・場所が入力された状態でイベント作成画面が開きます。不正確な部分を修正して「追加」をタップ→カレンダーに追加されました

この方法で作成したイベントは、イベント詳細から元のメールを開くことができるので、細かい内容や添付ファイルなどを手早く確認したいときにも便利です。

  • カレンダーでイベント詳細を開き「メールで表示」をタップすると、元のメールが表示されます

<裏ワザ>Siriにイベントの作成を頼む

入力が面倒な場合はSiriにイベント作成を頼むこともできます。

  • ポイントは「日時」と「タイトル」を分かりやすく含めること。他にもいろいろな言い方で作成できます