ASUS JAPANは12月8日、キーボードが脱着可能な10.1型タブレットPC「TransBook Mini」など、TransBookシリーズ2製品を発表した。12月9日から順次発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別45,800円前後から。

ラインナップは、前モデルより長い約14.6時間のバッテリ駆動時間を実現する「TransBook Mini T103HAF」と、4つのスタイルで使える「TransBook T101HA」の2製品。

ASUS TransBook Mini T103HAF

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    TransBook Mini T103HAF

「ASUS TransBook Mini T103HAF」は、キーボードが脱着できる10.1型タブレットPC。12月15日に発売する。店頭予想価格は54,800円前後。

画面サイズは10.1型で、液晶には1,280×800ドット解像度のタッチ対応光沢(グレア)パネルを採用。前モデルのバッテリ駆動時間は約11.3時間だったが、約14.6時間のバッテリ駆動時間に改善されている。イラスト描きなどに使えるよう、付属品としてASUS Penが同梱されている。

  • TransBook Mini

    背面にはスタンドを設ける

主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8350(1.44GHz)、メモリがLPDDR3-1600 4GB、ストレージがeMMC 64GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 400(CPU内蔵)など。OSはWindows 10 Home 64bit。

通信機能はIEEE802.11ac/a/n/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェース類はUSB 3.0×1、microUSB×1、microHDMI×1、192万画素Webカメラなど。本体サイズと重量は、タブレット時がW261×D172×H10mmと約620g、キーボードカバー装着時がW262×D173×H15.7mmと約870g。

  • TransBook
  • タブレット本体とキーボード面

ASUS TransBook T101HAシリーズ

  • TransBook T101HA

「ASUS TransBook T101HA」は、用途に応じてOffice Mobileを選択できるモデル。Office Mobileプラス365サービスとeMMC 64GBを搭載する「T101HA-G64S」と、Office Mobileを搭載しeMMC 128GBを搭載する「T101HA-G128」の2モデルを用意する。ともに12月9日に発売し、店頭予想価格は45,800円(税別)。

基本スペックは上記の「ASUS TransBook Mini T103HAF」とほぼ同等で、相違点はバッテリ駆動時間が最長13時間であることなど。本体サイズと重量は、タブレット時がW261×D175×H9mmと約580g、キーボードカバー装着時がW261×D175×H20mmと約1,080g。ASUS Penは付属しない。

  • タブレット本体を表裏逆向きに設置すると様々なスタイルで使用できる