レノボ・ジャパンは11日、教育機関での利用に適したWindows 10 S搭載のフルクラウド型PC「Lenovo N24」を発表した。10月13日に発売する。価格は48,000円より(税別)。

Lenovo N24

OSにWindows 10 Sを採用する教育機関向け11.6型フルクラウドPC。普通教室での利用を想定して開発されている。フルクラウド型PCのメリットは、データをPC内に残さず、複数人による共用利用の際でもシンプルに運用管理ができること。またサーバー管理の必要もないので、運用・管理による手間や負担も軽減される。

生徒が使用することを考慮し、きょう体は堅牢性を重視して設計。丸みのあるデザインと防滴キーボードを採用する。ディスプレイは360度の回転が可能で、ノートPCとしてだけでなくタブレットとしても利用できる。

デジタイザペン「Lenovo Active Pen」も標準で付属するので、「描く」というシーンが必要な授業でも活用が可能。バッテリ駆動時間も最大14.4時間と長く、校内だけでなく校外での学習でも運用できる。

主な仕様はCPUがIntel Celeron N3450(1.1GHz)、メモリがLPDDR4 4GB、ストレージが64GB / 128GB eMMC。画面サイズはマルチタッチ対応の11.6型のIPS液晶で、解像度は1,366×768ドット。OSはWindows 10 Sで、標準ではWindowsストア以外からのソフトウェアが導入できない。

通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースは、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI×1、microSDメモリーカードリーダーなど。バッテリ駆動時間は約14.4時間。本体サイズはW300.5×D212.5×H23.3mm、重量は約1.45kg。