360°カメラもおすすめ

スマホのカメラではパノラマ写真や全天球写真も撮れるが、特に全天球写真は手間がかかる(スマホを構えて撮影しながら動かす範囲が広い)。全天球写真なら、リコーの360°カメラ「THETA」のように、ワンボタンで撮れる製品がおすすめだ。写真と記録の幅が広がるだろう。ちなみにTHETAは、スマホと連携させることで、撮った写真に位置情報を入れられる。

THETAで撮った360°写真・動画は、加工するのも楽しい。THETA+というリコーのアプリを使うと、加工と切り出し方によって、「だまし絵」みたいな画像を作れる。動画の編集には「THETA+ Video」アプリを使おう。

THETAを使うとかなりおもしろい画像を作れる。写真左は富士山御殿場ルートの五合目だが、THETAで撮影してTHETA+で加工すると、写真右のようなインパクト大の画像が簡単にできあがる

同じ日に行った「(当時話題になった)アクサダイレクトコーナー」。緩い右カーブ(写真上)も、THETA+で加工するとヘアピンのようなに(写真下)

THETAは360°(全天球)カメラなので、それを生かした加工例。日本寺は石仏が非常に多く、普通に撮影すると画角に収まらないが(写真上)、THETA+でうまく加工すると比較的自然に広範囲を切り取ることが可能。全天球表示でなくても使い道はたくさんある(写真下も同様の例)