コントロールセンターの進化は1ページにまとめられた点だけではない。「設定」アプリの中に新たに「コントロールセンター」の項目が追加され、カスタマイズに対応したのだ。コントロールボタンを追加したり、削除したり、並び替えたり。通知センターにウィジェットを配置する感覚に近いかもしれない。

iOS 11では、コントロールセンターのデザインが変更される

追加できる機能も、さまざまで、例えば省電力モードのONを、コントロールセンターからワンタッチで行うこともできるようになった。今までは「設定」アプリの「バッテリー」の項目を開かなければならず、個人的には、バッテリー残量が多い時間帯から利用したかった機能だが、設定が煩わしく、結果的に放置したままになることが多かったのであるが。

その他にも、Wallet、ノート、アラーム、Apple TVリモート、設定アプリ、アクセシビリティショートカット、画面収録などのショートカットを配置することができる。ここのカスタマイズは、人によっても好みが分かれる部分であり、使い勝手の良いセッティングを見つける作業も楽しそうだ。