ビジネスパートナーと関わる3つの宣言
次はビジネスパートナーと関わる3つの宣言だ。注目しておくべきは、ビジネスパートナーとドコモのアセットを活用して新たなサービスを創造する「+d」の取り組みだ。その内容には漠然とした感じもあるが、各宣言によってドコモと何ができるのか、そのイメージを持つことが一番大切であり、ドコモが一番訴えたい部分だろう。
- 産業創出宣言
5Gの高速、大容量、低遅延という特徴を活用し、パートナーとビジネスチャンスを広げていく取り組み。想定分野は、遠隔医療、ロボット、エンタメ、メディア、モビリティ、ツーリズム、スマートシティなど多岐に渡り、具体例として、5月下旬に5Gのトライアルサイトをオープンし、先行事例を提示していくという。
- ソリューション協創宣言
「+d」の取り組みをさらに進化させて、ビジネスパートナーとともに社会課題を解決していく。農業における生産性の向上や自動運転分野など、日本社会が抱える課題を通信と協創によって解決を図る取り組みのようだ。
- パートナー商流拡大宣言
AIエージェントやIoT、送客能力、ポイントなどドコモのアセットを活用しながら、パートナーのビジネス拡大を進める。売上増加や生産性の向上などを図っていく。