モバイル向けデバイスながら充実のインタフェース

まずはデザインを見ていこう。本体の背面部分はシルバー、前面はブラック、キーボードはマットなブラックと全体的に落ち着いた印象。レノボらしいビジネスで使いやすいシンプルなデザインだ。

インタフェースは、右側面に電源ボタン、音量、サウンド入出力を備え、左側面にはUSB Type-C、USB 3.0、電源コネクタを搭載。下側面の中央にはキーボードドッキング用のBネクタを備えている。なお、ディスプレイ出力はUSB Type-Cを使用する。現在はUSB Type-C入力対応のディスプレイも増えてきているが、さらに変換アダプタなど不要でHDMI出力が可能なHDMI-out機能も備えている。外部出力は4,096×2,301ドットまで対応する。

右側面に電源ボタン、音量、サウンド入出力を用意。下の小さなスリットがスピーカーだ

左側面にはUSB Type-C、USB 3.0、電源コネクタを搭載。USB Type-Cは対応機器との接続のほか、ディスプレイ出力も兼ねている

このほか、ディスプレイの上部には200万画素のカメラ、背面には500万画素のカメラを搭載している。通信機能はIEEE 802.11ac/a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0をサポート。

背面には500万画素のカメラを搭載。前面にも200万画素のカメラを用意している

スピーカーは両側面にあり、小型なので低音は弱いものの、ステレオ感のあるサウンドが楽しめる。また、Dolby Advanced Audio機能も搭載。付属のソフトには「映画」「音楽」「ゲーム」などシーン別のプリセットが用意され、音楽や映像に合わせて音の効果を手軽に変更できるのが面白い。例えば「映画」を選択すれば、広い空間で聞いているような響きと広がりのある音に変わる。

付属ソフトのDolby Audioには、あらかじめシーン別のプリセットが用意されている

本体を入れるためのソフトケースも標準付属