高級感が漂うマグネシウムボディ
ボディはマグネシウム合金製で、防塵・防滴・耐低温に対応している。大きく突き出たグリップによって安定したホールディングが得られ、高倍率ズームレンズを装着した時のバランスもいい。
EVFは約236万ドットの液晶で、最高フレームレートは120fps、最短表示タイムラグは0.005秒。ファインダー倍率は、35mm判換算で約1.3~1.48倍と大きい。
個人的に特に気に入ったのは、小さくて短いシャッター音だ。レリーズ直後のシャッターチャージが非常に素早く、シャッターショックも小さく抑えられているので、1回1回のシャッターがとても心地よく感じる。
さらに、電子先幕シャッターが作動する「低振動撮影」モードや、先幕と後幕の両方が電子シャッターになる「静音撮影」モードを利用して、撮影時の音や振動をいっそう抑えることも可能だ。
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液晶モニターは3.0型の約104万ドットで、2軸可動式および静電容量方式のタッチパネルを採用。縦位置・横位置を問わず、自由な構図で撮影できる |
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各所に施したシーリングによって、砂やホコリ、雨などの侵入を防げるほか、-10℃耐低温に対応。「パワーバッテリーホルダーHLD-8」など防塵防滴対応のアクセサリーも数多く揃っている |
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SDカードのダブルスロットを採用。スロット1は「UHS-II/ UHS-I」に、スロット2は「UHS-I」に対応。記録設定は標準のほか、自動切り換え、振り分け、同一書き込みが選べる |
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電源には、容量が約37%増加した新しいリチウムイオン充電池「BLH-1」を採用。CIPA試験基準の撮影可能コマ数は約440枚 |
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ボディの各部には、ボタンやダイヤル、レバーなどが効率よく配置。それぞれに割り当てる機能を細かくカスタマイズもできる |
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センサーを0.5ピクセル単位でずらして8回撮影し、合成によって5,000万画素相当の高解像写真を生成できるハイレゾショット機能を搭載。三脚が必須で、動きのあるシーンに対応できない制約はあるが、風景や静物を高精細に記録したいときに役立つ。他社の同種の機能とは異なり、ストロボ発光を併用できる点も便利だ |
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4K動画は、一般的なUltra HD (3,840×2,160) のほか、映画などで使われるDCI (4,096×2,160) フォーマットに対応。動画撮影中の5軸手ブレ補正や、HDMIモニタリングスルー、静止画の切り出し、フォーカスピーキングなども可能だ |