Apollo Lake搭載の新型LIVAがデビュー

ECSの超小型PC「LIVA」シリーズに、Apollo Lakeを搭載した新モデル「LIVA Z」が登場、発売が開始された。CPUはCeleron N3350で、メモリは4GB。Windows 10 Homeインストールモデル「LIVAZ-4/32-W10(N3350)」とOS無しモデル「LIVAZ-4/32(N3350)」があり、TSUKUMO eX.での価格はそれぞれ26,800円と23,799円。

ECSの「LIVA Z」。これまでのLIVAに比べると薄型なのが特徴だ

本体サイズは117×128×33mmと、非常に薄型でコンパクト。グラフィックス端子はHDMIとMini DisplayPortが用意されており、2画面同時出力に対応する。そのほかインタフェースは、USB3.0(タイプA×3+タイプC)、GbE×2など。ストレージはeMMC 32GBだが、M.2タイプのSSDを追加することもできる。

Thunderbolt 3の外付けグラフィックス

PowerColorの「Devil Box」は、Thunderbolt 3接続のグラフィックスカード外付けボックスだ。グラフィックス性能を強化できないノートPCや超小型PCでも、これを使えばRadeon RX 400シリーズやGeForce GTX 10シリーズなど、デスクトップ向けグラフィックスカードを利用できるようになる。オリオスペックでの価格は58,980円。

PowerColorの「Devil Box」。容量500Wの電源を内蔵している

ケースの内部。2スロット厚のグラフィックスカードを格納できる

サポートするOSはWindows 10 64bitのみ。注意したいのは、本体に格納できるグラフィックスカードのサイズだ。全長310mm、高さ140mm、厚さ50mmまでとなっているが、ハイエンドモデルの場合、サイズ的にオーバーしてしまうことがあるので、事前に確認して欲しい。また2.5インチベイも1つ用意されており、ドライブケースとしても利用可能。

この場所に2.5インチSATAのSSD/HDDを搭載することも可能だ

ケースの背面。I/OとしてUSBポートやLANポートも備えている