カシオ計算機は9日、クローズド型SNS「SNAP STORY」を開始した。オープン型ではなくクローズド型とすることで、気の合う仲間とだけコンテンツや情報を共有できる。

SNAP STORYは、ユーザーが投稿した写真や動画を、ストーリーボード形式へと自動でまとめる機能がウリ。仲間うちで共有したストリーボードには、「いいね」を付けたり、マンガ風のフォントやラベルを使った「落書き」を付けたりする機能がある。

SNAP STORYアプリの画面イメージ

スタート当初は、iOS 8.0以上およびAndroid 4.3以上に対応した専用アプリを通してのみ利用可能。パソコン版やWebブラウザ版は用意されない。ただし、コンテンツ共有のURLを発行して配布すれば、パソコンやスマートフォンのWebブラウザを使って、ストーリーボードを見ることはできる。SNAP STORYの利用は無料だ(通信料は別途)。

また、カシオのデジタルカメラ「EXILIM」と、スマートフォン用アプリ「EXILIM Connect」を使うと、デジタルカメラで撮った写真を自動的にSNAP STORYへとアップロードできるようになる(「エクシリムオートトランスファー」対応のデジタルカメラが必要)。