コロナは11月29日、ルームエアコンの2017年度モデルを発表した。冷房能力2.2kW~5.6kWまで4シリーズ17機種を、2017年2月上旬から順次発売する。価格はオープン。

コロナ ルームエアコン Wシリーズ

新モデルのラインナップ概要は、Wシリーズ(冷房能力2.2~5.6kW、適用畳数おもに6~18畳)、Wシリース寒冷地仕様「冬暖」(冷房能力2.2~5.6kW、適用畳数おもに6~18畳)、Nシリーズ(冷房能力2.2~4.0kW、適用畳数おもに6~14畳)、冷房専用シリーズの4シリーズ(冷房能力2.0~4.0kW、適用畳数おもに6~14畳)、以上の17機種だ。

Wシリーズの暖房機能では、最高約55℃の高温風を「ビッグルーバー」の大風量と「新足もと気流制御」によって温風を足もとまで届け、約35℃まで暖める。除霜運転中も暖房運転を継続する「ノンストップ暖房」、約2分で温風吹き出しを開始する「暖速モード」などの機能を備え、部屋全体をすばやくしっかり暖める。

洗濯物の部屋干しに適した「ランドリーモード」を新たに搭載。外気温度や室温によって運転モード(冷房・再熱除湿・暖房)を自動で選択して洗濯物を効率的に乾かす。そのほか、2つの除湿運転モード「再熱除湿」「涼除湿」を搭載し、リモコンの専用ボタンで簡単に選択、操作できるようにしている。

「空気清浄フィルター」(PM2.5対応)、「10年交換不要 脱臭フィルター」を備え、冷媒には新冷媒 HFC-32(R32)採用した。この新冷媒により、地球温暖化係数(GWP)を従来(R410A)比約1/3に抑えられるだけでなく、少ない冷媒量で高い冷房性能を実現できるという。

なお、Wシリーズ寒冷地仕様「冬暖」は、高い低温暖房能力に加え、凍結防止ヒーターを室外機ドレンパンに搭載。ドレン凍結による能力低下を抑える。