吸引力にも妥協なし

EC-A1Rは軽さにこだわりながらも、吸引力は犠牲にしていない。モーターには小型でも大風量のターボファンを内蔵。重量もサイズも、従来モデルEC-SX520と比べて大幅にコンパクトながら、吸引力はほぼ同じパワーを誇る。強モード時には吸引風速は110km/hにも到達。発表会の会場では、4kgのボーリングの球も軽々と吸引して持ち上げて見せた。

発表会会場では、なんと4kgのボーリングの球を持ち上げるデモンストレーションもあった

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フローリングに砂をまき、EC-A1Rを一往復させたところ。フローリングの隅にあった砂もほぼすべて吸引している

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畳に小麦粉をまき、手のひらで押さえつけた後にEC-A1Rを一往復。EC-A1Rが通ったあとだけ、キレイに小麦粉が除去されているのがわかる

ブラシには溝の奥のゴミをかきとる硬いブラシ(赤)と、拭き掃除のような役割をする柔らかなブラシ(緑)が交互に植毛されている

すぐに変えられるセパレートバッテリー

日常的に使うコードレスクリーナーだけに、「使いやすさ」の工夫も。残念ながら自立はしないが、本体には「ちょい掛けフック」を持たせた。椅子や机などに「ひっかけて」おけるようになっている。ちょい掛けフックは、ヘッドを外したハンディ時や、付属アタッチメント使用時も使えるのも便利だ。

ハンドル裏面にフックを搭載。このフックをイスや机にかけることで、本体をサッと置いてサッと掃除を再開できる

また、多くのコードレスクリーナーが本体内蔵型バッテリーを採用するなか、シャープはバッテリーを「取り外して充電」するセパレート式を採用している。このため、別売りのバッテリーを購入すれば、掃除の途中でバッテリーが切れても簡単に入れ替えて掃除を継続できる。充電時間は約80分で、フル充電からの連続運転は最長約30分だ。

バッテリーは本体から取り外して充電器で充電するセパレート式。複数のバッテリーを使いまわせるのが便利だ

集じん容積は約0.13Lと少なめ。ダストカップは4パーツに分解してすべて水洗い可能だ